ガバチャではありませんが・・・

 高知の釣り友が完全退職をしたため
「おとり屋でも始めてみてはいかがか」
 などと冗談半分で提案してみたのです。

 その釣り友は鮎釣り好きで自分で谷から引いた水で
 釣り上げた野鮎を飼っています。

 高知でも人気の河川で
 最上流部に位置するその場所には一軒しかおとり鮎を売っているところがありません。

 地元の人はみんな自分で野鮎を飼っているので
 おとり鮎を購入することはまずありません。
 が、最近はよそからの釣り人が非常に多いのです。

 必要なのは水槽と、念のために川から水をくみ上げるためのポンプがあればよいでしょう。
 家の下が川なのでくみ上げに問題はありません。

 ただ、自分が釣りに行ったときに無人になります。
 これは、お金を入れるところを作って

 お客さんにおとり鮎をすくって持って行ってもらう
 という良心に任せるしかないでしょう。

 おとり鮎の仕入れ値は地域によって違いますが約200円だと聞きます。
 一匹500円で売ると利益は300円。
 一人二匹買うので、一人当たりの利益は600円です。

 さて、一日平均何人お客さんが来るでしょうか。

 田舎なので低く見積もって平日は1人か2人としましょう。
 土日で10人たらずとして、まあ、一週間で10人としましょう。

 一か月40人・・・X600円=24000円
 6月から9月までの4か月間で約10万円。

 年券などの入漁券を売った時におとり屋さんに入るお金は無視しています。
 こりゃあ
 ちょっとしたお小遣いになるんじゃないかなー。

 人口の多い近畿の有名おとり店などではこの五倍以上の売り上げがあるそうです。
 入漁券の売り上げでおとり店にもらえる金額も含めればどえらい額になりそうです( ゚Д゚)

  そんな話をしていたら、当人
 「オラは金は腐るほどあるから、そんなことせんでもええねん」
  だと( ゚Д゚)

 な、なにぬねのぉぉおおー
 貸してくれー、オラに、そのお金を出世払いで貸してくれー!
 もはや出世する前に、寿命が先来るってか( ゚Д゚)

 
そりゃあまあ
 毎日、おとり鮎より安い390円の会社に配達される弁当を食べ・・・。

昨日はまた激安のワイシャツを求め、今度は長袖を買って
秋に備えるガバチャに・・・

おとり店経営は
ホンワカリンと夢の膨らむセカンドライフに映るのですが・・(*‘ω‘ *)

それにしてもこのワイシャツ
一回洗ったら溶けてなくなるような価格ですな( ゚Д゚)

おとり鮎一匹より安いしーっ