鮎釣り師ガバチャのひとり言

釣りあげた鮎で仲間と酒を飲む   これ人生のユートピア!

    2011年12月

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     神戸三宮の、夜の川に溺れた。

     まず、チャラ瀬。
     さらさらと清流に洗われたような淡白な惣菜が気持ちいい。
     おでん屋さんの菜の音。

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     菜の音と書いて「なのね」と読む。
     一次会にはベストなお店、なのね、とこりゃせ。

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     次に早瀬。

     通称「さんきた通り」に黄色い声を上げる若鮎の群れを発見。
     何ごとかと思ったらサンタさんがビックバイクにまたがっていた。

     いまどきトナカイじゃないんだ。
     でも、よく見るとバイクの先っちょがちょっと赤い。

     なるほど、真っ赤なお鼻のトナバイクさんは~、なんだ。
     へへ、ちょっと字余りだけどいけてるいけてる。




     そして、荒瀬。

     ジャズシンガーの浜田栄子さん。
     この日は彼女のミニコンサート。

     突然、ガバチャーッと情痴に狂ったかのような奇声をあげ、ポロロンとつま弾くはカーペンターズのスーパースター。

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     うっとりわくわくでワンラウンド終了。

     喝采の中、「ガバチャここかけていい」
     と、ボクのイスを半分横取りして座り込む栄子さん。

    「ガバチャ~、鮎ってどう釣るのぉ教えてぇ~」 耳元が熱い。
    「鮎の鼻に鼻輪つけてねぇ・・・」

    「ぶーっ、笑わさないでよ、はは、そんな釣りあるわけないでしょう」
    「いや、ほんまやって」

    「うそ、ばっかり」
     柔らかなタックルに水割りがカランコロン騒いで、気持ち増水しましたな。

     早く、竿を伸ばせねば時合いを失ってしまうド、とチョイ焦り。

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     すると、ノー天気なイチャイチャを一刀両断するかのように達磨大師登場。
     ギクッ、荒瀬の先は怖気立つような大淵だってぇ。

     飛び入りなのに、この一発には全員がウットリ静まり返ったね。
     情痴の竿をポッキリ折られたガバチャ、心の深淵に届くダイアナロスのナンバーに心酔しきって金縛り。

     細胞にまで浸潤し続ける酒の勢いに負かされ、気が付いたら・・・でへへ状態でした。

     ま、オフの鮎釣り師も、まんざら捨てたもんじゃなかったよな。
     と、四十度近い高熱で三日間うなされながら回想した夜の川でした。





    今年、お坊さんになぐり書きされた「絆」をボクも大切にしよう。




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    アユノスケ師匠の超燃える鮎友釣りのブログに2010年2月22日から19回にわたり連載した小説「鮎返しの滝」が佳作に選ばれてましたアップ

     ました、って過去形なのは、最近多忙で和歌山の自宅になかなか帰れず久しぶりに帰ったら下記のような手紙が届いていたってことなのです。


    鮎釣り師のひとり言


     なになに目、年明けの東京での表彰式に来てほしいって。
     でも、電話連絡が無かったので賞金がらみじゃないんじゃないのかぁ~。

     ま、きっと行かないでしょう。つか、忙しくて行けないでしょう。
     著作権を保持したまま退職後の出版にかけるパターンかな。

     この作品、ブログ村の鮎カテゴでコメントくれた方々や、大切な友人にも登場人物になっていただいたひときわ思い入れの強い作品です。
     その方たちに少しでも恩返しできたって感じでホントに嬉しいです。
     いつか映像化されたら(ないかな)・・本人らに生出演していただきましょうクラッカー

     続編は、どうかって?
     最近遊んでばかりで、特にユウジュさんというおもしろいプロのジャズシンガー?と知り合ってエヘヘな感じどぇ~す音譜

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