家族はサヤエンドウのようなもので
子供が小さいときにはひとつさやの中にみんなで居ても
大きくなったらボチンとはじけてバラバラになってしまう。
そう言ったのは向田邦子さんだったでしょうか。
自分たち家族もずいぶん前にそうなってしまいました。
で
鮎が終わった自分は
一人コロコロお豆さんが転げるようなオフとなっています。
観たり聞いたり読んだり、と。
観たり、では
古い映画ですが
「遠雷」
が印象に残りました。
リアル自分たちの青春時代そのものを描いている映画で、
観ていて何度もあの頃がフラッシュバックしました。
私の友人にこの主人公とそっくりな奴がいて
よけい感情移入してしまいました(*´ω`*)
AmazonのPrime ビデオで400円。
聞いたりではこれ。
田山花袋「蒲団」
夏目漱石から森鴎外、芥川龍之介へと続く文学路線を
ある意味バキッって叩き破った異色のおっさん文学ですね。
語り手の橋爪功さんが上手!
これはユーチューブでただでした。
読む、は
「中坊公平・私の事件簿」
この中にある「森永ヒ素ミルク中毒事件の冒頭陳述」には思わず心を揺さぶられました。
何もできない自分ですが、ただただ優しい人間になりたいと思いました。
な感じで
天気の良い日は鮎釣りの道具をボチボチ洗って片づけたり。
天気のすぐれない日は
家の中で
お豆さんのようにコロコロして
できるだけ家内には関わらないようにおとなしくしていますわ(笑)