生来ボクは動作がのろい。
 家内からもよく「でぇ~い、ちゃっちゃとするっ」とよくせかされる。
 
 まず、歩くのがのろい。いつもノソノソ歩く。
 狭い歩道を歩いてたら「ちょっとどいてよ」と背後から言われ「すんません」とよけたらカラカラカラと点滴器を腕に刺して引きずるおばさんに追い抜かれたことがあるえっ

 そして、車の運転ものろい。
 高知に帰る国道55号線で、次々と後続車に追い越されるのだがある一台にはさすがのボクもびびった。立派な瓦屋根をつけた霊柩車が車体をうねらせてボクの軽四をかすめて追い越していったのだ ほ、仏さんはいったい・・・叫び

 あと、食べるのものろいしメールを打つのものろい。
 それからしゃべるのも暗算もコンビニで財布から小銭を取り出すのも、電車の切符を買うのも二日酔いから回復するのも胃のレントゲンで医者の指示どおりに動くのも卵飯を箸でかき混ぜるのも・・・全てのろい。

 加齢とともにますますのろくなってくるのも気になるが、何となくのろいと他人より人生を損しているような気にもなる。

 だが、逆に早くなったこともある。

 それは、朝起きるのが早くなった。そして何事も忘れるのが早くなったし、あきらめるのも早くなった。酒に酔うのも月日のたつのも金がなくなるのも早くなった。なぜだか夫婦げんかの仲直りも最近早い、ような気もする目

 人に与えられた一生の長さは、その人の心臓の打つ数で決まっている、とある本に書いていた。心臓はそのときの状況で早くなったり遅くなったりする。が、寿命は鼓動の総打撃数で決まるので遅い早いは関係ないとのことだ。

 誰もが神様から与えられた総打撃数を使い切ったところで人生が終わる。結局人の一生は計りかねる、と言いたいのではないのか。

 のろくても早くても大切なのはその時々の中身なのさ、と思いたいニコニコ

 結局うだうだとこんな文章を書いているうちに、1時間もたってしまった。

 今日は、職場にいる「ネズミ男」のような同僚の話を目玉親父にして床につくことにしょう。




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