遠き学生の頃。
近くの病院にシーナイーストンみたいなきつい顔をした受付の女性がいた。
「どうされましたか」
とシーナイーストン嬢。
「風邪、ひきました」
とボク。
「じゃ、この紙に記入してください」
とシーナイーストン嬢。
上目遣いのきつい目でシーナイーストン嬢が受診受付用紙を差し出す。
ボクは震える手でそれを取ると記入を始めた。
シーナイーストン嬢がボクの手元をじっと見ている。
18歳のボクの緊張は極度に達した
自分の名前すら間違えそうになるほどだ。
何とか記入し終え、震える手で用紙をシーナイーストン嬢に渡した。
シーナイーストン嬢は受け取った用紙を見るなり、口を押さえブーっと吹き出した。
爆笑され、うろたえるボク。
「な、なんすか?」と恐る恐る訊くと、シーナイーストン嬢は声をしゃくりながら、あ・あんた・・これ、内「科」でしょと用紙を突き返した。
ボクはその用紙をとって目を落とした
そこには、「科」と印字された左側にボクのへたくそな字で土木工学と言う文字が踊っていた わ~ぉ
ボクの受診受付用紙は、自己紹介みたいになっていた
「あんた、どこの工業学校よ(笑)」
一見きつそうだけどホントは優しいシーナイーストンさん
超燃える鮎友釣り もヨロシク
近くの病院にシーナイーストンみたいなきつい顔をした受付の女性がいた。
「どうされましたか」
とシーナイーストン嬢。
「風邪、ひきました」
とボク。
「じゃ、この紙に記入してください」
とシーナイーストン嬢。
上目遣いのきつい目でシーナイーストン嬢が受診受付用紙を差し出す。
ボクは震える手でそれを取ると記入を始めた。
シーナイーストン嬢がボクの手元をじっと見ている。
18歳のボクの緊張は極度に達した
自分の名前すら間違えそうになるほどだ。
何とか記入し終え、震える手で用紙をシーナイーストン嬢に渡した。
シーナイーストン嬢は受け取った用紙を見るなり、口を押さえブーっと吹き出した。
爆笑され、うろたえるボク。
「な、なんすか?」と恐る恐る訊くと、シーナイーストン嬢は声をしゃくりながら、あ・あんた・・これ、内「科」でしょと用紙を突き返した。
ボクはその用紙をとって目を落とした
そこには、「科」と印字された左側にボクのへたくそな字で土木工学と言う文字が踊っていた わ~ぉ
ボクの受診受付用紙は、自己紹介みたいになっていた
「あんた、どこの工業学校よ(笑)」
一見きつそうだけどホントは優しいシーナイーストンさん
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