昨年は鮎の友釣りで解禁初期に水中糸のナイロン0.1を多用した。

理由は安く上げようと思ったのである。

ナイロン糸は高いものでも１メートル当たり４０円程度。

メタルは１メートル当たり２００円程度である。

これを４メートルの水中糸にすればナイロンの場合は１６０円。

メタルの場合は８００円である。

コストの差は歴然と思われる

がしかし・・・

ナイロンは一日使うとそれで終わりとなる。

水を吸って膨らみ朽ちてくる。目印も動かしにくくなる。

0.1だと怖くて次の日に繰り返し使えない。

友人は0.1だと半日しか使わないという。

水に浸かっている部分を切って昼から鼻カン糸を付けなおして使うというのも稀らしい。

一方のメタルはツケ糸さえ変えれば翌日も使える。

一概に何回使えるとは言えないが

トラブルさえなければその日一回限りということはない。

むろん使った時間数にもよるが

よほど荒い瀬で引き回さない限り５日間釣行以上は使えると思う。

ここで仮にナイロンは1日限りしか使えずメタルは5日使えるとしよう。

ナイロンは４メートルの水中糸で１６０円。

メタルは８００円である。

ナイロンで5日釣ったら1日ごとに新しい仕掛けに変えていくので800円のコストがかかる。

これだと８００円のメタルと同じだということになりますね。

もしもメタルが5日以上使えたならばメタルの方が安いということになります。

してスペックやいかに？

直線強度はナイロンの0.1が約280グラムなのに対してメタルの0.05は800グラム前後あり断然違います。

また、ナイロンの0.1は直径約0.05ミリメートルでメタルの0.05も直径約0.05ミリメートルとほぼ同じです。

なので水切れの良さはあまり変わらないでしょう。

扱いやすさはナイロンの方が勝っているとは思いますが…。

さて？

と

先輩釣り師に訊いてみると

　ナイロンのメリットは泳がせ釣りの場合に鮎が自然なスタイルで泳ぐということではないでしょうか？

　メタルではみょうに泳ぎがぎこちない。

　そしてその効果は、初期の極細糸よりもむしろ中期以降に0.25とかのナイロン糸で糸フケを取って丁寧に泳がせる場合に発揮されると思います。

とのことでした。

う～ん

はてさて、今シーズンの解禁どのような糸で臨みましょうか。

ナイロン、フロロ、複合、メタル、アーマードと

百花繚乱のラインナップに考えあぐねて

寝つきの悪い日が続くアクティブじじぃのガバチャなのでした(*‘ω‘ *)

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（出典 pbs.twimg.com）

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